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開設日:1998年07月05日

更新日:2023年03月26日

牧師:大谷唯信 副牧師:森元國文

住所:〒198-0063 東京都青梅市梅郷 3-904-3

週報メッセージ(2023年3月26日)

イエスを仰ぎ見る

【聖書箇所】ヘブル人への手紙 12:2-3

「信仰の導きの手であり、その完成者であるイエスを仰ぎ見つつ…」

御言葉は常に私たちが豊かに生き生きと輝いて生きる方法を示している。同時に生きる力となって私たちを支える。パウロは「十字架の言は滅びゆく者には愚かであるが、救いにあずかる私たちには、神の力である」と語った。ではどうしたら御言葉が神の力となるのだろうか。それは唯一、御霊が働いて下さる時である。御霊のない聖書の学びは単なる聖書研究になってしまうだろう。では、御霊の働く御言葉としての御言葉を獲得するにはどうすればよいのか。これができていない時、多くのクリスチャン、そして教会が弱体化する。聖書や教理を学ぶのは結構な事である。しかし、それらに生命を吹き込む事を知らずして学ぶならば知識は人を誇らせ、他を批難する武器となるだけであろう。この次元はもう脱しようではないか。それには、まず神の言葉と御霊が共に働いて下さる事を認め、信じる事だ。ではそれを信じる信仰を得るにはどうするか。祈りである。祈りこそ信仰に御霊の生命を呼び起こす。秘訣は御言葉に立った祈りなのだ。ここでの祈りはいろいろ願う事ではない。まずイエスを仰ぎ見、十字架のイエス御自身を求める事にある。罪や重荷や自分からも目を離し十字架のイエスを仰ぎ見る事にある。

大谷唯信牧師